ホームステイ先は慎重に選ばれ、フィレンツェでイタリア語を学習される間、快適な環境で地元の文化を更に学ぶいいチャンスです。 このホームステイ先は公共交通機関を利用して学校から3~20分で通える距離に所在しています。 ホストファミリーはたいてい手頃な値段の献立てで、地元料理をお試しさせてくれます。(アレルギーや健康上の理由で)特別な要望、食事制限があるのであれば前もって私共へお知らせください。 あなたの滞在場所はクラス開始日の前の日曜日~最終日の後の土曜日までご利用可能です。 ホームステイ先についてもっと詳しい情報
アルノ川沿いを散歩してみてください。中世の路地に迷い込んでみてください。それはしばしば素晴らしい広場へと繋がっています。貴重なモニュメントの前で立ち止まってみてください。大聖堂からサンタ・クローチェ聖堂まで、シニョリーア広場のヴェッキオ宮殿からボーボリ庭園が併設されたピッティ宮殿まで、ヴェッキオ橋からウフィツィ美術館まで、ロレンツォ・イル・マニフィコが眠るメディチ家礼拝堂からサント・スピリト聖堂まで。ボッティチェッリの「春」、ミケランジェロの「ダヴィデ」、ティツィアーノとベアーと・アンジェリコの作品に心打たれてみましょう。フィレンツェの美しさ、その建築の直線的なシンプルさ、その歴史、その魅力に目を奪われるでしょう。そして世界に知られた料理の風味を存分に楽しんでください。これが、毎年数百万もの人々が、このルネサンスの都を訪れる理由です。
もちろん、表面的なことに限定する必要もありません。観光的消費主義に踏みならされた街路から外れて、時間の流れるままに他の事柄を全て集めて回ることもできます。フィレンツェの各地区の文化的、社会的、経済的な活気は、市場、工房、商店、レストランのような、人々の集う場所にあります。そのようにして、この街の特徴を発見することができるでしょう。すなわちイタリア人の精神と出会い、それが外国人たちの精神と混ざり合わさることで、フィレンツェが活気ある多文化的な街となり、芸術、音楽、ファッション、職人文化の重要な中心点となることに寄与しているのです。
フィレンツェとトスカーナ地方には、若者たちと、イタリアの言語と文化に近づきたいと願う人々を、美術史、職人文化、ファッション、デザインのプログラムを通じて、歓迎する伝統があります。トスカーナ地方は、かつてイアリア語とヨーロッパの知の発祥の地であり、過去において、そして現在においても芸術と文化を集め、生み出す工房です。その過去(ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、マキアヴェリ、ジョット、レオン・バッティスタ・アルベルティ、ブルネッレスキ)を見失うことなく、しかし常にその未来にも、目を向け続けています。